鉄道っていいなぁ。2歳児の姫新線初体験。奇跡をくださった方々へ感謝

育児生活



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育休3年取得した自称10000人に1人の男。
「いくじ」です。

2歳児の汽車に乗る体験

昨日うれしいことがあったので書いておきたい。

2歳6ヶ月の息子に何か経験をさせてあげたいと思って、汽車に乗せてあげることにした。

少しずつ出来ることが増えてきて嬉しいけど、まだ分からないことだらけ。
お金を払えばサービスを受けられるという仕組みを彼は知らないだろう。

「1日1000円以内くらいで何か体験をさせてあげたい」

前回の試みはもう1ヶ月前になるが、自治体の運営している低価格で乗れるバスに乗る体験をした。
本人がどのくらい覚えているのか分からないが、おそらく良い経験になったのではないだろうか。
子供の可愛さに親はとにかく癒された。笑

海の日があり3連休。
家にばかりいてもつまらない。
ということで、今回は汽車に乗ることにした。
前回は僕と2人旅だったので今回は妻と息子の2人旅を約30分程度することにした。

お家の最寄り駅から3駅ほど乗って、それを僕と3ヶ月赤ちゃんの乗る車が追いかけて、到着したら再び4人が合流するという流れだ。
この3駅にかかる移動時間は20分。
汽車での乗り心地や景色を楽しんだり普段できない新鮮な体験。
切符を買ったり降りて切符を改札に返したりする体験もしてもらう計画だ。
僕たちの生活圏内なので帰りは買い物をして帰るという2歳児がちょうど眠くならず集中して楽しめるくらいの時間かなぁと思って計画しました。

22分間の奇跡

僕たちが住んでいる地域は田舎だ。
姫新線は乗客が少ないという事は聞いていた。
駅に汽車出発10分前に到着。
よくよく考えたら親である僕たち自身も初めて駅内に入った事にこの時気づいた。(僕たちは移住者)

駅員さんがいないかなぁと勝手に思っていたが最寄り駅は駅員さんいました。
切符を買うとき背が低く500円玉を低いところから出しているのが可愛いポイントでした。

しかし2歳って無料なんですね。
親の240円分だけで乗車できてありがたい価格でした。

僕は乗らないので見送りをするのですが、駅に入るだけって大丈夫なのかな?
駅員さんに「見送りに入っても大丈夫ですか?」と聞くと「いいですよー」と言っていただきました。
これは厚意で言ってもらえたことが後から分かりました。
実際はお見送り用の切符を買ってから中に入るのが正式でこれもありがたかったです。
ほんとすいません。

中に入ると階段を渡ってとなりのホームへ行きました。
2歳児を連れているとなんやかんやあり、時間が過ぎていきます。
気付いたら汽車が出発する2分前になっていました。
「おーあぶねー」笑
乗り遅れたら次は3時間後なのであきらめる予定です。(お昼寝の時間になる)

ホームに到着して30秒もしないうちに遠くから2つ目を光らせた汽車が来ました!
「来たよ!!」
親の方がなぜかテンション上がっていました。笑

1両!
田舎なんだなぁ。
地元でもあんまり見なかった1両の汽車。
テンション上がりました。

3連休の最終日だけど、山へ向かう列車は人が少なめ。
妻と息子が乗車すると息子は汽車の中に興味津々。
僕が乗ってないことに気付いてたかな?笑
一応バイバイしてくれました。

そして僕はすぐに車へ戻り、妹赤ちゃんと3駅先へ向かうことにしました。

22分後。

微妙に車の方が到着が遅く汽車も居なくなっていました。
(あれ?2人は?)
キョロキョロしながら駅に近づいていくと息子の甲高い声が聞こえました。

グッドタイミングで駅の階段を渡って降りてきたところでした。

金網越しに話せたのでこの22分であったことを妻が教えてくれました。

同じ汽車に乗っていたおっちゃんから「アンパンマン列車のパンフレットをもらった」ようで
息子に「ありがとうは?」と言うと、いつもの人見知り力を発揮して何も言わなかったそうです。
あらら…。笑

汽車の中では基本的に座っていたのですが最後のほう立って汽車の進む方向を一緒に見ようと思って線路の見える運転席の後ろにいるとスピードがかなり遅くなったそうです。
妻がもしかしてと思って席に座るとスピードが上がったそうです。
あれはおそらくサービスしてくれたんだと。
親が嬉しくなりました。

しかも、2人降りてから汽車が出発するときに車掌さんが手を振ってくれたそうです。

感謝。親切にしてくれた方々へ

暑い中忙しいでしょうに、皆さんの厚意に胸が熱くなりました。
本来、汽車に乗って移動するだけの体験をすることが目的だったので、サービス外の事をやってくれたことに感動を覚えました。
もちろん普段からこのようなサービスが受けられるわけではありません。
普通ではありえない体験をさせてもらいました。

たった22分の間にそんなことがあったとは…。
子供のお出かけは準備も大変で時間もかかりますし体力も必要です。

勇気をもってお出かけして良かったと思います。

息子に親切にしてくださった方々、本当にありがとうございました。
息子が少しでも覚えてくれてるといいなぁ。
鉄道っていいなぁ。

そんなひとりごとでした。おしまい。



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