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育休3年取得した自称10000人に1人の男。
「いくじ」です。
2人目の子供が産まれて2ヶ月ほど経過した。
外出はほとんど出来ない。
数時間でも遊びに行こうものなら準備が必要だ。
まず赤ちゃんのコンディションを整えてお腹を満たしてから動く必要があるので予定時間などあると、それに合わせるのが難しい。
ほほえみミルク缶の液体タイプは必需品。
抱っこひも、オムツやおしりふき、着替えやタオル、何かあったときの子供の保険証などなど。
大人だけで遊びに行くことと比べて制限があって、気持ちの準備も必要だ。
6月ごろになると僕たち家族は毎年のようにホタルを見に行っていた。
しかし今年は子供が2人になったので、ホタル見に行くだけでもかなり勇気のいることだ。
妻と付き合ってすぐの年の6月は記憶にあるだけでホタルデート4か所は巡った。
あの頃は若くて勢いがあった。
そして大人だけなら動きやすくて自由だったことを思い知らされる。
去年は夫婦2人とも忙しすぎてホタルを見に行く余裕が無かった。
今年こそは見に行きたい。
育休取ったのだから頑張れば行けるはず。
ホタル観賞地の看板を発見
僕は毎週末、2歳の息子と散歩に出かけている。
公園に行ったり、図書館に行ったり、体育館に行ったり、お金のかからないちょっとした遊びを楽しんでいる。
その間に妻が休めたら少しでも休んでもらう作戦だ。(結局赤ちゃんに付きっきりの事がほとんど)
数日前にお家の周りを散歩していたら、川沿いの道で看板を見つけた。
その看板には「ホタル観賞地」と書いてあった。
「え、こんな近くでホタル見れるの?」
まさか遠出をしなくても見られる可能性があるとは、びっくりでした。
看板1つだけ草に隠れるようにあったので半信半疑でした。
帰ってからそのことを妻に言ってみると…
知ってるよ!何回か通ったことあるから
ちょっと自慢気に言った僕が少し恥ずかしかったです。笑
行ってみようか?
近くに駐車場もあるし、子供でも歩いて行ける距離ということで行くことになりました。
ホタル観賞当日
そして僕たちはGoogle先生から「20時~21時くらいがホタルの活動ピーク」「雨が降った後がホタルたくさん見られる」という情報を仕入れました。
数日後の金曜日…。
保育園に通っている2歳の長男も次の日は休み。
多少の夜更かしも出来る。
そして、前日から当日の昼にかけて雨が降った。
最高のコンディションだ!
あとは僕たちが20時ごろに赤ちゃんのコンディションを整えて準備をして向かうだけ。
バッチリ19時半には出発準備完了。
家族4人で出かけた。
19時半過ぎといえど、まだ少し明るかった。
(いるのか?)
1匹目のホタルを見つけた時は発狂していた。
どうやら僕はホタルが好きなようだ。
こんな家の近くにホタル居るんだね!
しかしやはり全然有名な川ではなく、ほとんどホタルは居なかった…。
と、思いきや。
少しずつ暗くなってくるにつれ、光がぽつんぽつんと増えてきました。
あっちの暗いところにも行ってみよう!
数百メートルは歩いたでしょうか。
あたりはもう暗くなっていました。
ホタルがたくさん!!!
ここ、じゅうぶん名所なんですけど。
カメラも準備してきて良かった。
僕たちのお気に入りのコンデジ、Canon PowerShot G9X markⅡ。
川沿いなので危険がいっぱい。
2歳児を制御するのが大変ながらもよく撮れたと思います。
いまいちカメラの設定も上手に出来ず。
結局「星空撮影」の設定で自動で撮ることが出来ました。
まだ子供が産まれる前に、妻と一度だけ真冬に星を撮影しに行ったことがあります。
その時の設定で最大で2時間ほどシャッターを切り続ける設定にしたままでした。
それを知らずにシャッターを切ったので運が良かったです。笑
めっちゃいい感じで撮れてるーーー!
しかも、しかもですよ。
最後に撮った1枚のとき、対岸に居たホタルがこちらへ飛んできてもう少しで手が届くところでした。
めちゃくちゃテンション上がったのですが、2歳児にホタルは全然ひびいてなかったようで、僕が所持していた扇子を持って遊んでいました。
「ホタルわい!」笑
何回何回も「ホタル居るよ」と教えてあげたのですが、本当に見えているのか?
あまり反応も無く、まったく感動していませんでした。
確かに僕も子供のころは、あんまりホタル興味なかったかもな…。
もう少し小学生くらいになって、大きくなってからかな?
これはこれで良い思い出になりました。
そして赤ちゃんは妻の抱っこひもの中で寝ていたとさ。
そんなひとりごとでした。おしまい。
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